
企業PV撮影におすすめのカメラとは?選ぶ際のポイントと共に紹介!
撮影技術
はじめに
皆さん、こんにちは!
企業のプロモーション動画企業PVをこれまで50社以上制作してきた IZM.pro | イズムプロ です。
今回は企業PVを制作する際に適したカメラをご紹介します。

カメラを選ぶときのポイント
企業PVを撮影するためのカメラをいざ買おうと思っても、カメラの種類が多すぎて何を選んでいいかわからないと思います。
PVにおすすめするカメラはMVで使用するカメラとは違い、正確性や自然な映像を撮れることが重視されます。
選ぶ際のポイントは
- 十分な解像度で撮影ができるか
- スローモーションに対応しているか
- 手振れ補正が入っているか
- オートフォーカス機能がついているか
以上の点を特に気にして選んでみてください
では、一つひとつ細かくご紹介していきます。
十分な解像度で撮影ができるか
解像度とは一つの画面を何個の点を光らせるか、という風に考えてもらえるとわかりやすいと思います。
一昔前では主流だった 1080p とは、一つの画面に縦1,080個×横1,920個の点があり、それぞれが光ることによって一枚の画として認識できるようになっています。
最近ではYouTubeでも主流になっている、4K。
4K は、縦3,840個×横2,160個の点が光ることによって写真や映像になっています。
つまり 4K は 1080p の約4倍に匹敵し、近くで見ても綺麗で滑らかな表現をすることができます
1080p の映像を 4K 素材で作る場合、4倍まで編集でズームしても画質を損なわずに作成できます!
カメラを選ぶ際には 4K に対応しているものを選ぶようにしましょう!
スローモーションに対応しているか
「企業PVでスローモーションなんて使わないよ。」と思うかもしれません。
しかし、映像の中に数か所スローモーションを挟むことによって、映像に緩急が生まれます。
緩急のある映像は観ていて飽きにくいので、最後までしっかり観てもらえることが多いのです!
また、カメラ初心者にありがちな手振れも、スローモーションを活用すると気にならなくなるというメリットもあります!

せっかくカメラを買うならスローモーションに対応しているカメラを買うことをおすすめします!
では、どこを見ればスローモーションに対応しているカメラを見分けることができるのか。
それは fps です。
YouTubeやテレビでよく流れている映像はほとんどが 30fps です。
30fps とは、1秒間の映像に30枚の写真が連続で映し出されている、という意味です。
つまり、 60fps で撮影した場合、編集で2倍スローモーションにしても、カクカクせずに滑らかな映像になるのです。
シネマティックな映像は 24fps のものが多いので編集時に、2.5倍スローモーションまでゆっくりにすることができるのです!
ぜひ、4K で 60fps 以上で撮影できるカメラを選ぶようにしましょう!!
手振れ補正機能が入っているか
手振れ補正機能とは文字の通り、撮影時に起きてしまう手振れ(映像の揺れ)をカメラ内で少なくしてくれることです。
どれだけカメラが揺れないように脇を締めてカメラを構えてもどうしても揺れてしまうのはあるあるの一つです。
手振れ補正機能は高いカメラなら全部についているわけでは無く、映画専用のカメラには手振れ補正機能がない場合もあります。
カメラを購入する際に必ず、手振れ補正機能が付いているか確認しましょう!
オートフォーカス機能が付いているか
フォーカスとはいわゆるピントのことです。
こちらもカメラによってはオートフォーカス機能がなく、撮影しながらレンズを操作してピントを合わせないといけない場合があります。
撮影中はピントが合っているように思いながら撮影を進めていても編集する際に少しだけずれていることに気づくということもたまにあります…
オートフォーカス機能が付いていても、ピントが合っているか確認する必要がありますが、手軽に撮影を進めることができるので、1日に撮影できる量に差が生まれます。
カメラの機能にAF (オートフォーカス)という文字があることを確認してから購入しましょう!
オススメのカメラ3選
~20万円 Canon EOS R10
Amazon で現在175,000円でレンズキットを購入することができる Canon EOS R10

この価格とは思えないほど充実した機能が盛りだくさんのこのカメラは、「これからカメラを始めたい!」という方におすすめの一台です!
さらに、このカメラはレンズを交換していろいろな焦点距離のレンズを使用することができます!
カメラの楽しさを覚えたらぜひ、ほかのレンズも購入して写真や映像の幅を広げてみてください!!
レンズを購入する際には一点気を付けなければならないポイントがあります。
レンズにも手振れ補正機能というものがあり、この機能がないと少し手振れが気になってしまう場合があるので要注意です。
20~30万円 Canon EOS R6 Mark Ⅱ
現在 Amazon で287,100円で購入できる Canon EOS R6 MarkⅡ。

ひとつ前に紹介した Canon EOS R10 との大きな違いはセンサーサイズにあります。
Canon EOS R10 は APS-C センサーに対し、 Canon EOS R6 MarkⅡ はフルサイズセンサーという大きなセンサーを搭載しています。
センサーサイズが大きくなると、被写体の背景がボケやすくなり、暗所での撮影に強くなります。
この差は地味に大きく、同じ設定で撮影した映像でも、差が出てしまいます。
予算に余裕のある方は、 Canon EOS R6 MarkⅡ を選んでみてください!
また、 Canon EOS R10 とは違い、この値段はカメラボディだけの値段です。
カメラと合わせて、レンズを買う必要があるので注意しましょう!
30万円~ SONY α 7SⅢ
現在449,345円で販売されている SONY α7SⅢ

このカメラは、IZM.pro | イズムプロ のライトな撮影では使用することもあるほど、きれいな映像が撮影することができます!
映画専用機などに比べて比較的コンパクトで軽量ですが、フルサイズセンサーを搭載し、 4K / 120fpsでの撮影が可能です。
SONYはオートフォーカスの速さと、途中でピンボケしない粘り強さが特徴で、激しい動きの撮影などにとても向いています。
また、センサー感度を表す ISO も12800に BASE ISO があるため、暗い場所での撮影でも明るくノイズが少ない映像を撮影することができます。
こちらもこの価格ではカメラボディのみなので、適応しているレンズを購入する必要があります。
周りでもこのカメラを所有している人が多くいますが、みんな満足する一台として愛されています。
おわりに
今回は企業PVを撮影することに適したカメラを紹介しました。
無数のカメラが存在する現代、要点を抑えれば自分の制作スタイルにぴったりのカメラを見つけることができます!
大きい買い物になりますのでぜひ失敗の無いように検討しましょう!
私たち IZM.pro | イズムプロ はお客様に最大限寄り添ったオーダーメードでの起業PVの制作を行っております。
お気軽にご相談くださいませ。